Alteryx Analytics Cloudを早速使ってみました

Alteryx Analytics Cloudを早速使ってみました

Clock Icon2023.03.15

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先日こちらのブログでAlteryx Analytics Cloudの紹介に関するセッションレポートを公開いたしました。

今回は、実際にAlteryx Analytics CloudのDesigner Cloudを使用してワークフローの作成をしてみましたので、早速紹介したいと思います。

Designer Cloudの画面

  • ツールパレット…各種ツールを選ぶ
  • キャンバス…ツールを配置する
  • ツール設定…配置したツールの設定を行う
  • 結果ウインドウ…処理の結果を確認する

実際にワークフローを組んでみる

まずは左のツールパレットから、「Input Data」ツールをキャンバスに配置します。今回は事前に用意した「Customers」「Transactions」の二つのファイルを、Upload Fileから取り込んでいきます。

続いて、取り込んだファイルを結合するため、「Join」ツールをキャンバスに配置します。設定画面では、CustomerIDをキーにして結合する設定を行いました。

次に、使用しない列を削除するため、「Select」ツールを配置し、設定画面で不要な列のチェックを外します。また、ここで「Sales」の列をInteger型に変更しています。

データの前処理が終わったので、集計のステップに入ります。
ツールパレットから「Summarize」ツールを選択して配置しました。顧客属性ごとの集計を行うため、以下の通りに設定します。

  • Customer Segment:Group By
  • CustomerID:Count Distinct
  • Order_ID:Count Distinct
  • Sales:Sum
    設定できたら、それぞれ列名をわかりやすいように日本語に修正しました。

最後に、データを出力するため「Output Data」を配置します。今回は、ダウンロードファイルを作成する方式をとりますので、初めに「Download File」を選択してから以下の通りに設定しました。

  • File Name:ダウンロードファイル名を指定
  • File Format:出力ファイル形式を選択(※2023/3/15時点ではcsvのみ選択可能)
  • Delimiter:csvの区切り記号の選択

最後に「Run Job」を押下して実行すると、以下の通りファイルがダウンロードできるようになっていました。

最後に

いかがでしたでしょうか。Designer Cloudの画面は、洗練されていて非常にわかりやすいUIになっていると感じました。また、使用感はデスクトップ版のDesignerとも近いので、既存ユーザーの方はもちろん、初めての方も問題なく学習していけるかと思います。今後もDesigner Cloudについて沢山紹介していければと思います。

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