Alteryx Analytics Cloudを早速使ってみました
先日こちらのブログでAlteryx Analytics Cloudの紹介に関するセッションレポートを公開いたしました。
今回は、実際にAlteryx Analytics CloudのDesigner Cloudを使用してワークフローの作成をしてみましたので、早速紹介したいと思います。
Designer Cloudの画面
- ツールパレット…各種ツールを選ぶ
- キャンバス…ツールを配置する
- ツール設定…配置したツールの設定を行う
- 結果ウインドウ…処理の結果を確認する
実際にワークフローを組んでみる
まずは左のツールパレットから、「Input Data」ツールをキャンバスに配置します。今回は事前に用意した「Customers」「Transactions」の二つのファイルを、Upload Fileから取り込んでいきます。
続いて、取り込んだファイルを結合するため、「Join」ツールをキャンバスに配置します。設定画面では、CustomerIDをキーにして結合する設定を行いました。
次に、使用しない列を削除するため、「Select」ツールを配置し、設定画面で不要な列のチェックを外します。また、ここで「Sales」の列をInteger型に変更しています。
データの前処理が終わったので、集計のステップに入ります。
ツールパレットから「Summarize」ツールを選択して配置しました。顧客属性ごとの集計を行うため、以下の通りに設定します。
- Customer Segment:Group By
- CustomerID:Count Distinct
- Order_ID:Count Distinct
- Sales:Sum
設定できたら、それぞれ列名をわかりやすいように日本語に修正しました。
最後に、データを出力するため「Output Data」を配置します。今回は、ダウンロードファイルを作成する方式をとりますので、初めに「Download File」を選択してから以下の通りに設定しました。
- File Name:ダウンロードファイル名を指定
- File Format:出力ファイル形式を選択(※2023/3/15時点ではcsvのみ選択可能)
- Delimiter:csvの区切り記号の選択
最後に「Run Job」を押下して実行すると、以下の通りファイルがダウンロードできるようになっていました。
最後に
いかがでしたでしょうか。Designer Cloudの画面は、洗練されていて非常にわかりやすいUIになっていると感じました。また、使用感はデスクトップ版のDesignerとも近いので、既存ユーザーの方はもちろん、初めての方も問題なく学習していけるかと思います。今後もDesigner Cloudについて沢山紹介していければと思います。